抗HIV薬の薬物動態に関する臨床研究

研究の目的

抗HIV薬として使われているプロテーゼ阻害剤(PI)や非核酸系逆転写酵素阻害剤(NNRTI)は、HIV感染症に対する治療薬として、近年広く使われいます。これらの薬はめざましい予後の改善をもたらした薬剤ですが、臨床成績や薬の体内での動きは主に海外から報告されたもので、日本人でのデータが少ないことが問題になっています。また薬剤の代謝にも個人差のあることが知られており、血中濃度を確認することは、薬剤耐性を防ぐ意味からも重要であると考えられています。

抗HIV薬の血中濃度を測定することは技術的に難しく、一般の検査では行われていません。そこで当研究班では、臨床の先生方に広く血中濃度を測定していただき、治療に役立てていただくことと、その結果の一部を研究の資料として活用させていただくことを目的に、このホームページを立ち上げました。