抗HIV薬が薬剤耐性に与える影響についての研究

抗HIV薬のTDMについて

測定できる薬品名

薬剤のカテゴリー 薬剤名 ※
NRTI TFV(TDF、TAF:テノホビルとして)
NNRTI DOR、RPV、NVP
PI DRV、(COBI)
INSTI BIC、DTG、 EVG 注)、RAL、CAB
CCR5I MVC
※ TFV:テノホビル、TDF:テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩、TAF:テノホビル アラフェナミド、DOR:ドラビリン、RPV:リルピビリン、NVP:ネビラピン、DRV:ダルナビル、COBI:コビシスタット、BIC:ビクテグラビル、DTG:ドルテグラビル、EVG:エルビテグラビル、RAL:ラルテグラビル、MVC:マラビロク

注)DRV、EVGのブースターとして併用するCOBIの測定も可能です。

依頼・送付の流れ

各病院が当サイトを介して国立国際料研究センター病院で依頼を受け付け、臨床検査センターに採血官送付依頼、名古屋医療センター/で国立国際料研究センター病院で測定する流れ図

①②血中濃度測定を希望する施設は、氏名、所属施設等を研究班のホームページに入力しID、パスワードを取得する。

③④PSAJホームページより測定希望薬剤名、本数等を入力し事務局へ送信する。

⑤ 事務局より、検査委託先(㈱SRL)へ採血管の郵送を依頼。検査委託先(㈱SRL)より、測定依頼伝票、採血管等が申し込み施設へ郵送される。

⑥ 検体採取後、申し込み施設は検査委託先(㈱SRL)にて検体回収を行う。検査委託先(㈱SRL)にてアルブミンを測定し、測定結果を各施設へ報告される。
検査委託先(㈱SRL)より、測定薬剤に応じて国立国際医療研究センター病院(NCGM)、名古屋医療センター(NMC)へ検体が搬送され、各薬剤の測定を実施する。

⑦ 測定結果は、事務局より申し込み施設へ報告される。

抗HIV薬 ⾎中濃度測定マニュアル

抗HIV薬血中濃度測定マニュアル(第3版)

測定実績

抗HIV薬血中濃度測定実績

抗HIV薬血中濃度測定件数(総数)
2000年度から2023年度までの抗HIV薬血中濃度測定件数(総数)の棒グラフ

2000年:603件、2001年:574件、2002年:559件、2003年:247件、2004年:677件、2005年:1131件、2006年:1017件、2007年:683件、2008年:727件、2009年:863件、2010年:867件、2011年:1199件、2012年:836件、2013年:530件、2014年:743件、2015年:648件、2016年:457件、2017年:503件、2018年:359件、2019年:496件、2020年:545件、2021年:594件、2022年:448件、2023年度:664件

抗HIV薬血中濃度測定件数(各薬剤)
2000年度から2023年度までの各薬剤ごとの測定件数の棒グラフ